社会の風を学校に!

円田中学校は、平成17年度から3年間起業教育実践校の指定を受け、「円田中学校区地・家・学連携会議」の皆さんに支えていただきながら、総合的な学習の時間を中心に、全な職業観や勤労観を育てる学習活動を行っています。
指定期間は終了しましたが、平成20年度も起業教育の精神を受け継ぎ、きのこの栽培等に取り組んでいます。


なめこの栽培その2

【平成21年1月28日】

5時間目の選択社会の時間に、生徒全員でなめこ畑に行き、昨日発見したなめこを収穫しました。
午後の陽差しが傾き、肌を刺すような寒さでしたが、わいわいがやがやおしゃべりしながら、ほだ木をひっくり返したりしながら、なめこを探しました。
その後、調理室に移動し、豆腐とネギを入れ、みんなでアツアツのなめこ汁をつくり、食べました。
二つの小さな鍋に群がるようにして、ああでもないこうでもないといいながら味付けを楽しみ、味噌味で仕立てました。
自分たちで植菌したなめこを収穫し、料理して食べたなめこ汁の味は格別でした。

   

【平成21年1月27日】

春めいた明るい陽差しに誘われて,円中農園の野菜に声をかけにいきました。
厳冬期にもかかわらず,ブロッコリーは確実にその体積を増やしています。チンゲンサイも大根も,大地に根を張り,精一杯甘みを蓄えているように思えます。
元気な野菜たちに励まされながら,晩秋に移植した水芭蕉の様子を見に行くためにソフトのバックネット裏の池に足を伸ばしました。

池の上の斜面に目を転ずると,落ち葉を持ち上げるようにして7月に本伏せしたほだ木からキノコのようなものが出ています。
早速収穫し,生涯学習課の課長さんにも確認していただいたところ,正真正銘の「なめこ」とお墨付きをいただきました。
3年生の選択社会で学ぶ生徒が植えたものです。収量はさほどではありませんが,卒業前になめこの収穫の時間を確保し,命をはぐくむことの手応えを味わわせてやりたいと考えています。

  
 

◇ 手づくり品の展示即売(ございん市)

【平成20年11月8日】

例年参加している「蔵王町産業まつり」が円中祭と重なったため,今年の販売実習は11月8日(土)の「ございん市」に出店するかたちで行いました。
当日は雨こそ降らなかったものの,晩秋の冷たい風が吹く中での販売となりましたが,用意した手づくりの品はお陰様で午前中にすべて完売しました。

□ 明るい笑顔と元気な声の大切さ

円田中学校の販売ブースが梨や漬け物などの蔵王名産品販売ブースと離れていたため,お客さんに立ち寄ってもらえなかったのですが,円中特製しおりを直接手渡しながら,円中ブースのPRを行いました。
最初は勇気が要りましたが,声がけの大切さを理解し,徐々に大きな声を出し,笑顔で接することができるようになりました。

□ 販売は「物のやりとり」よりも「心のやりとり」

なかなか売れずに苦戦していたのが季節外れの竹製風鈴でしたが,
「円中の野球部です」の一言からお客さんとの話が弾み,
「あらなんだべ,おらいの孫も○○中で野球やってんだよ。こいづあんだ作ったの。ほんで買っていぐがら」
という具合で,購入していただくことができました。
「物を売り込むのでなく,人を売るのだ」ということを身をもって体験することができました。

□ 真心を込めてつくること

目玉商品として作製した「孫の手」ですが,時間が足りなかったため,仕上げが十分にできませんでした。
展示してあった孫の手の1本を取り上げて
「これはダメだ。使ったらかえってケガするよ。ちゃんとつくんねげダメだいっちゃ」
とお客さんからアドバイスを受ける場面もありました。たいへん有り難い一言をいただきました。
「子どもが作ったんだから買ってやろうか」ではなく,お客さんに喜んで買ってもらえるものをつくらなければダメだという販売する側の心構えを教えていただきました。
   

□ 選択社会の生徒が試行錯誤しながら製作した手づくりの品

   
     竹製の風鈴     足踏み用竹と孫の手         

  
  アロマキャンドル       自家製梨       

◇ なめこの栽培 その1

【平成20年7月2日】
角田市の加川椎茸株式会社の酒井さんにおいでいただき,なめこのほだ木の本伏せ作業を行いました。
蔵王町の山田教育長さんや生涯学習課の皆さんも見学においでになりました。
みんなで雑菌の入っていないほだ木と雑菌が入ったほだ木を選別し,いいほだ木をソフトグランドの西側斜面に本伏せしました。
かなり太いほだ木も多く,けっこうたいへんな作業でした。秋に顔を出してくれるよう祈りました。
      

【平成20年5月7日】
蔵王町生涯学習課の皆さんや地域の皆さんのお力添えをいただき,山桜などのほだ木をたくさんいただきました。
抜けるような五月晴れの青空の下,3年生の子どもたちがなめこの植菌をしました。
初めての体験で,楽しそうに談笑しながら,作業を進めていました。

  

◇ シイタケの収穫


春先,始業式が終わってまもなくから,ソフトグランドの西側斜面に本伏せしていたシイタケのほだ木から,つぎつぎに立派なシイタケが出始めました。
平成20年4月17日に,平沢地区の産直市場「みんな野」のご好意により獲れたシイタケの販売体験をさせていただきました。他にも入口の一等地で展示販売していただきました。
ご協力いただき,たいへんありがとうございました。