実践のねらい

  • 学校教育の各領域を通して、起業教育を実践し、チャレンジ精神や創造性,コミュニケーション能力を養う。
  • 福祉・ボランティア教育も含め、キャリア教育という視点から一人一人の勤労観・職業観を育てる。

実践の対象

  • 第1学年63人
  • 第2学年65人
  • 第3学年56人
  • 計184人

実践に関わった人の声

【生徒の感想】
  • 販売実習は楽しかった。お金を稼ぐのは大変だということがわかった。
  • 職場体験学習では、希望した職場ではなかったが、働く人たちの姿を見て、仕事の大変さが実感できた。
【地域の方々の感想】
  • もっと地域の人材を活用してほしい。
  • 選択社会だけでなく、学校や学年全体での販売学習の取組も見たかった。
【教員の感想】
  • 販売実習では意欲的な取組が見られて、コミュニケーション能力や創造性などの伸長に効果的だと感じた。
  • 福祉・ボランティア教育と一緒に実施したことで、キャリア教育という全人格的な面を伸ばすことができたと思う。

実践及び組織運営上での成果と課題

「職業人に聞く会」

○企業人にとどまらず、広く外部講師やゲストティーチャーを招聘・活用し、生徒は職業に関する関心を広げるとともに、自己の生き方に関する考えを深めている。

「職場体験学習」

○町の地・家・学連携推進会議からの事業所への呼び掛けで、長期間でも受け入れてもらった。
○蔵王町の3中学校とも地・家・学連携推進会議を活用し、体験先を斡旋してもらえた。
○地・家・学連携推進会議の体験先データを元に、職場体験学習担当者で町内3校の職場体験受入先のデータを取りまとめデータベース化し、有効に活用できるようになった。
△町内の事業所だけだと,生徒の要望に応じきれない。
△定休日などもあり、連続日での実施が難しい事業所もあった。
△体験先までの交通手段の確保が難しい。

「選択社会科での販売学習」

○社会科の発展的な学習への動機付けとして最良だった。
○地域の素材や栽培した作物などを商品化する企画力が高まった。
△地域の特産物を商品開発に生かすという発想が足りなかった。

「福祉・ボランティア教育との連携」

○いずれも総合的な学習の時間の中核となり、各学習能力の習得に有効であった。
○町産業まつりのボランティア活動に積極的に参加する姿が見られるようになった。
△学年ごとの発展・深化を図る工夫を考えたい。